KOHEI
YAMAMOTO

ロジスティクス山本 孝平2020年入社
好調なeコマースをバックアップ。
“攻め”の物流体制も取っていきたい。

[キャリア採用]

お菓子や酒類を扱う物流会社に10年勤務。倉庫運営はもとより、受注管理・流通加工・配送などの知識や経験を積む。ヨックモックとも取引があり、倉庫移転のタイミングで入社へとつながった。前職在籍時は、コンビニやスーパー、OEM向けのお菓子の物流を担当し、ヨックモックは「アットホームで働きやすそうな会社」と感じていたという。

売り方が変われば物流体制も変わる
やりがいは、繁忙期を乗り切った時に

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ロジスティクスは、商品の受注から出荷までを担い、売掛の管理や代金回収も行う部署です。そこに専門職採用のチーフとして入社しました。主に在庫・出荷の管理、委託先との調整や改善などの業務を担当しています。受注したオーダーが、百貨店やお客様個人まで間違いなく届くよう、品質や工程の管理をする仕事です。現在は総合職コースのリーダーという役職になり、マネジメント業務にも携わっています。

ここ数年は、社会状況の変化によりeコマースの売上が上がっています。ヨックモックとしてもeコマースを強化していく方針で、2021年末は前々年比で300%以上の伸びとなりました。物流体制の整備を行ったことも、功を奏したと思います。物流経費は、百貨店の場合はそれほど大きくないのですが、eコマースでは意外に大きなコストになります。eコマースは出荷までの工程が多く、受注が増えればその分人手もかかります。売り方が変われば、それに応じた物流体制が必要になってくるため、対応していかなければならないのです。

ヨックモックの場合、商品特性により、閑散期と繁忙期では出荷数の差が10倍くらいになることがあります。11月、12月は倉庫に人も商品もあふれます。eコマースの年末最終出荷は12月30日頃なのですが、そこまではフルスロットル状態。そこをうまく乗り切れた時は、とてもやりがいを感じます。

倉庫の運営から管理、レイアウトまで
グループ一丸となって改革に着手

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2019年4月に倉庫の一部を移転し、本格移転がその年の10月。私が入社したのが、その半年後くらいです。初めて倉庫内を見た時は、ほとんど整理ができておらず、正直驚きました。元々ヨックモックは受注管理がメインで、倉庫管理は委託先にお任せしていたため、移転後の運営は手探り状態だったのです。

そのため、グループ長達と共に、在庫のキャパシティや置き方、スタッフの導線などを考慮し、倉庫のレイアウト案を作成。必要な工事の手配なども行い、大幅なレイアウト変更を実施しました。変更が完了し、整然と整理された倉庫内を見た時は、嬉しかったです。繁忙期を乗り越えるには必須の取組みだったのと、専門職としての入社でしたので、倉庫運営の基盤をつくることができてよかったと思いました。

繁忙期に向けては、2つの機器の導入も行いました。1つは、出荷用の段ボールを自動で組み立てる機械。これまでは人が手で組み立てていたのですが、多い日は1日に10,000個以上が必要になります。これは人件費の無駄ではと思い、候補となる機械をいくつか挙げ、コスト・能力・納期などを総合的に判断して決め、導入しました。1つの機械でサイズ別に組立ができる機械です。もう1つは、出荷用の段ボールサイズと送り状の番号をマッチングさせて、自動で配送業者へデータとして送る機械です。コンベア上を流れる段ボールが、センサーのついた箇所を通過すると自動計測してデータが送られるというもの。機械も電気もそれほど知識はなかったのですが、取引先様を始めいろいろと助言をもらいながら無事導入ができました。

通常、ロジスティクスは売上を生む部署ではなく、コストが発生する部署。普段はいかにコストを抑えるかという視点で業務を行っていますが、今後は売上増につながる施策も考えていきたいと思っています。例えば現在、受注から出荷までのリードタイムは2日程ですが、即日出荷できるアイテムを1品でも設けることで売上に貢献できないか。最近は物流会社が、届け先が同じ場所のライバル会社2社の商品を一緒に運んでいるというケースもあります。これからはロジスティクスも、守りの体制ではなく、攻めの体制も積極的に取っていきたいと考えています。

※部署名はインタビュー当時のものです。

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私の仕事をパワーアップしてくれたのはこれ! 先日、埼玉県のオーバー35(age)の選抜に選ばれ、試合をしてきました。マスターズの全国大会出場を目指していたのですが、群馬県に勝って、次の千葉県に負けてしまいました。写真はその時のものです。サッカーは小学2年生の時に始め、大学まで部活で続けてきて、卒業後はプロになることができました。キャリアとしては短かったですが自分にとっては良い経験だったと感じています。今は、地元のチームに入っていますが、練習などはなくて、ぶっつけ本番で試合を楽しむスタイル。そんな緩さがすごくいいのです。家族も観に来ますが、娘も妻も試合を観ていません。全く興味がない。でも、家で「あのプレー、何?」みたいに言われるのも、ちょっとね…。だから、今くらいがちょうどいい。これからは、生涯スポーツとしてやっていく感じかな。運動して汗をかくのは好きで、仕事との切り替えにいいリフレッシュになっています。