TAKUMI
KOBAYASHI

営業小林 拓未2019年入社
若くてもチャレンジできる環境がある。
仕事の幅も広がり新たな挑戦が楽しみ。

入社後、約1ヵ月の研修を終え、日本橋三越本店のヨックモック売場で1年間販売を経験。店舗では、店長をはじめコーディネイターの熱心な指導の下、接客を学ぶ。幅広い顧客層への対応は、要望を見極めるのが難しく苦労したという。2020年4月に営業第一グループに配属となり、現在は東北エリアを中心に営業活動を行っている。

百貨店にはできる限り足を運ぶ
社内の各部署とも連携は密に

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営業というと新規開拓をイメージされるように思いますが、私の所属する営業第一グループの仕事スタイルは、既存のお取引先へのルートセールスです。百貨店がメインで、食品部門マネジャーやバイヤーの方への新商品の紹介、販促企画の提案、売上の進捗確認、売場の運営支援などが主な仕事です。

現在は、東北エリアを中心に北海道、新潟、そして関東近郊の百貨店を担当しています。売場で展開する商品や広告・Web掲載に関する企画提案、ディスプレイの見せ方などに関しては売場のコーディネイター(販売員)と一緒に工夫しながら行っています。例えば、仙台の百貨店では、ショーケースがお客様の最も通る導線から少し外れた場所に位置していたため、新商品を陳列しても気づいていただきづらい状況でした。そこでコーディネイターと意見を出し合い、百貨店に相談して、売場とは別の場所に期間限定で新商品紹介の売場を構えて販売したところ、新商品・既存商品ともに売上を伸ばすことができました。こうした結果が出ると、売場のモチベーションも上がりますし、私自身もやりがいを感じます。

百貨店へは通常、関東圏なら月に2回、北海道や東北なら月に1回か2ヵ月に1回は足を運びます。ZoomやTeams等によるWeb会議や、電話でのやりとりも行っていますが、直接伺うことを大切にしています。直接お話することで百貨店の方の印象にも残るので、それをきっかけに様々な施策へつながることも多いと実感しています。

仕事を進めていく上では、何ごとも「自分ごととして取り組む」ことを心がけています。当然ながら、百貨店側とこちらの要望が食い違うこともありますが、相手の考えをしっかり理解した上で、相手の気持ちになってどういう提案をしたら快く受け入れてもらえるかを考えます。営業は、社内でも人事やコミュニケーション担当(SNS発信)、ディスプレイチームなど多くの部署と関わるので、うまく連携が取れるよう努めています。

初めての大型イベントに挑戦
苦労はしたものの、イベントは盛況に

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2021年8月に埼玉の百貨店で「ヨックモックフェスタ」という大型イベントを開催しました。実はその少し前に渋谷で同名のイベントを開催しておりましたが、百貨店では初めての挑戦でした。会場の規模も異なるため、同じ内容ではなく百貨店に合った内容を提案し、ヨックモックブランドをできる限り表現したイベントとして実施しました。

イベントでは入口に、青山本店を彷彿とさせる青タイル調の壁画と大きなシガールのオブジェを配置。通常商品に加え、青山本店の焼き菓子や、青山本店・直営店でしか取り扱っていない生ケーキ、ロールケーキも販売。ヨックモックの歴史を知っていただこうと、歴代の缶の展示も行いました。やはり年配のお客様も多いので、懐かしく思われた方も多かったようです。イベント期間中の8月8日はヨックモックの設立記念日と重なったため、メッセージボードを用意し、ヨックモックへのメッセージを書いてくださったお客様にはシガールをプレゼントするという企画も実施しました。

通常なら半年くらい前から準備したいところですが、実際は3ヵ月程度という短い準備期間。かなり苦労しましたが、各部署と密に連携を取ることでなんとか間に合いました。ここまでの大型イベントの経験が少なかったため、商品の売れ行きを想定することが極めて難しく、在庫調整には苦戦しました。お客様の期待を裏切らないためにも日々の在庫管理を徹底し、イベント最終日まで大きな欠品なく走り抜けることができたことは強く印象に残っています。結果的には高めに設定した予算もクリアし、百貨店との関係性もより強固になりました。

ヨックモックでは、若手社員にもこうした大きな仕事を任せてもらえるので、私としては嬉しく感じています。いろんな仕事にトライ&エラーできる環境がヨックモックにはあって、いち早く成長したいと考える人には向いていると思います。私自身はこの3年間で、営業として百貨店のマネジャーやバイヤーの方にさまざまな「提案」を行うことができるようになり、成長したかなと思っています。

最近は任される仕事も増え、チャレンジできる幅も広がっているので、更に頑張っていきたいと思っています。特に、若い人やお子様などまだヨックモックをよく知らない方に向けて、ブランドの魅力やお菓子を贈る楽しさなどを伝えていきたいです。

※部署名はインタビュー当時のものです。

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私の仕事をパワーアップしてくれたのはこれ! 両親がテニススクールを経営しているので、小学1年生からずっとテニスをやっています。大学生の時は、テニスコーチの仕事もしていて、幼稚園児からシニアの方まで教えていました。ヨックモックでもテニス部で活動しています。月に2〜3回、外苑前のテニスコートで練習があり、春は工場のある日光での合宿、秋には対抗戦があります。工場には若手社員もたくさんいて、合宿も対抗戦もとても盛り上がります。テニスは大人になってから始める人も多く、社会人のコミュニケーションツールとしていろんな人とつながれると思います。体を動かすと、やはりリフレッシュできますね。