社長メッセージ

「世界へ」、そして「世界から」

世界経済が厳しい環境におかれている中、“菓子”というフィールドにおいて、どうビジネスを展開していくか。ひとことに“菓子”といっても、いろいろなカテゴリーがあり、高級品から低廉な品、あるいはさまざまな販売チャネルがあります。その中で、いろいろな柱を立てながら、お客様に喜んでいただける良い商品を提供し続けること。それが、我々の使命ではないかと考えています。

2009年10月より新たなグループ経営計画を発表し、その実現に向けてスタートを切りました。最も大きな変化は、ヨックモックグループの再編です。グループ全体を統括する持株会社を設立し、販売会社、製造会社がいままで以上に各分野に特化した会社になることで、よりコストパフォーマンスの高い仕事をスピーディにやっていく。これが、再編の大きなポイントです。また、「ヨックモックグループが10年後に目指す姿」を明示しました。10年後は設立50周年を迎えます。記念すべきその年に「世界に羽ばたく」企業となれるよう、邁進していきます。

「世界に羽ばたく」という言葉の意味は二つあります。一つは、我々の持つ「ヨックモック」・「Wa・Bi・Sa」といったブランドを海外で販売すること。U.S.A.はもとより、現在は韓国、タイにも輸出し販売しています。しかし、やはり最も出たいのは洋菓子の本場であるフランス、そしてEU諸国。近い将来に実現させるべく、現在そのための準備を進めています。
そして、もう一つ。世界にある素晴らしいお菓子を日本にもってきて紹介すること。現在日本で展開している「HENRI LE LOUX」ブランドがその先駆けです。こうしたことを実現するには、“グローバルな視点”が絶対的に必要です。「世界へ」出て行く、そして「世界から」取り込んでくる。今後を担う若手の皆さんには、そのための視点をぜひものにして、仕事をしてほしいのです。

ヨックモックの新たな柱をつくる

国内におけるブランド展開、あるいは新ブランドづくりに関しては、世の中の状況に応じて、ここだと思うマーケットに向けて、どんなブランドを展開するかを決め、打ち出していきます。ただ一つ、どうしてもやりたいのが高級かつ先進的ポジションの新規ブランドを構築することです。40年前、「シガール」が世の中に出た時、いまとは全く時代が違いますが、センセーショナルなほどの好意をもってお客様に受入れられ、当時としては“最高級洋菓子”として大きなブームとなりました。この「シガール」のように、ヨックモックにとっての究極の商品を新たに創りたいのです。いままでとは全く異なる発想で、高級で先進的なブランド、すなわち当社のビジネスの新しい柱となるようなものを世に出したい。やはりここは、相当力を入れて、丁寧にやらないとできません。これはもう、「菓子づくりのロマン」なのです。

歯車になるな、主軸をめざせ!

これからヨックモックグループは、積極的に色々なチャレンジをしていきます。そのためには社員それぞれが、先輩に教わるだけでなく、自分自身で考え、周りを巻き込みながら仕事を推し進めていかなければならない。当社を志望する学生の皆さんに伝えたいのは、会社の歯車になってほしいわけではない、と。自分でものごとを組み立てて行ける、主軸になれる人に来ていただきたい。「バイタリティ」というひと言でくくりきれないような、もっと“熱い人”に、ぜひお会いしたいと願っています。

株式会社ヨックモック 代表取締役社長 渡邊 太郎

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